コンサルタントはお金持ちになれるのか?〜コンサルニュースについての考察(7)〜




最近のトピックス

コンサルタントになってお金持ちになれるのか?

こんにちは。Harukiです。

今回は、興味をお持ちの方も多いと思うテーマについて記載します。

戦略ファームと総合ファームで実は、かなり結論が変わるのですが、総じて言えるのは

 

・在籍年数が5~10年を超えれば、資産形成が可能

 

ということです。

まずは、コンサルの平均年収をご覧ください。

出典:Vokers

参考:http://worthworking.net/foreign-owned-company-consultant-income

 

非常に高いですねwww

また、キャリアップする時間も早いため、順調にキャリアップすれば相当高い年収になります。

 

実際、戦略ファームだと3年の在籍年数を越えると1000万円以上の年収になります。

総合系ファームでも人によりますが、4〜5年程度コンサルの部門に在籍すれば1000万円を超えます。

また、総合商社等と異なり、忙しすぎて飲みに行く機会も少なく、上司が部下に奢る文化もないため、可分所得も高いです。

*一部の外資系戦略ファームだと、食事手当もで、かつ土日も出勤しないといけないケースもありお金を使う時間がありません。

 

短期的な時間軸でみると、圧倒的な所得の高さであるコンサルティングファームですが、もっとも懸念されている方が多いが、

 

・勤続年数が少なく、クビになる可能性がある。

 

ということだと思います。実際、マッキンゼーやA.T.カーニー等のファームを筆頭に、ある期間ごとに「OUT」になる基準があり、平均在籍年数は非常に短いです。

この勤続年数を上げることができるかどうかが、今回のテーマに対する回答です。

 

外資系のTIer1ファームだと、シニアマネジャーに3年もしくはプリンシパルに3年程度いれば、投資運用をしてくれるファンド等に投資できるため、資産形成が可能です。

 

アクセンチュア等の総合系のファームでも、シニアマネジャークラスになると、なかなか解雇や降格もないため、資産形成が可能です。

*特に、アクセンチュアは最近平均離職率が非常に低く、働きやすいため、コンサルにいく解雇の可能性が低く抑えられます。

 

また、副業をするには時間がなさすぎるため、本業以外で収入を稼ごうとすると投資が必要になります。投資もコンサルを実施しているクライアントへの投資は制限をされているため、制約があります。

 

私の個人的な友人等で、都内の一等地を含め資産を複数持っている方は、実は上記のようにコンサルで得た収入を元に投資されている方が、もっとも資産を構築されています。

実感値としては、コンサルに行った人の10人に1名程度です。

 

ただし、本ブログで散々書いておりますが、コンサルファームのコンサル部門におり、3年程度在籍した方はそれなりのキャリア形成が可能なので、途中でアウトした方でもお金に困るケースは稀です。*NGOに行く人も多く、このような人は例外としますwww

 

上記をまとめると、

 

 

・勤続年数が、戦略ファーム:7〜10年程度、総合計ファーム:10〜15年程度、在籍

 

すれば、ネクストキャリア時のキャリアも考慮して、資産形成が可能だと思います。

ただし、1億円以上の資産を形成するには、一般的にはパートナークラスになるしかなく、

パートナーは営業要素がかなり必要(お酒を飲むことも含め)なので、一攫千金を狙う方は

相当頑張る必要があります。

 

ここまで、コンサルに入ることを推奨しておりますが、成功確率を考えると

 

・大手総合商社

 

にいる人だけは、資産性の観点で総合商社にいた方がいいと思います。

大手総合商社はご存知の通り、年功序列で大した能力がない人もそのまま出世できるので、

面白くない部署に配属になった人でも、お金だけを重要視するのであれば、残った方が財産は残しやすいです。

*若手は、飲み会でお金が飛びますが、海外駐在をしているとお金がたまるため、60まで残っているとそれなりの資産になります。ただし、転職エージェントは知っていると思いますが、総合商社の人は年収に見合った能力がある方はほぼいないため、20代の吸収力ある方は別ですが30を越えると相当厳しいです。

 

話を戻しますが、上記の企業以外にいる人(銀行等も)は、ぜひコンサルティングファームへのキャリアを、転職が可能な35歳までに実施することを検討ください。

 



 

真のコンサル情報を知りたければプロに相談!!

転職がしやすい時代になったとはいえ、自分にフィットしない会社に転職してすぐ辞めてしまっては、自分のキャリアに傷がついてしまいます。

かといって、守秘義務多くかつ転職エージェントのレベルもピンキリで、どれが本当の情報かわからないコンサルティングファーム。

そんなときは、数百名以上の転職支援を実施し、コンサルティングファームに特化した専門知識を保有する、ココナラの評価も4.7(5段階評価。https://coconala.com/services/246100)のコンサルティングファームの転職支援のプロのHARUKI↓に是非ご相談!

大学を卒業後、倍率200倍以上の大手企業から複数内定を取り、コンサルティング等を行い、その後大手人材会社で中途採用支援をしてきました!現在売手市場とも言われている転職市場ですが、正しく転職するチャネルや時期を考えないと、自身の市場価値が毀損していきます。大手人材会社で数百、数千名を越える転職支援をしてきた実績からあなたに最適な転職アドバイスを実施します。特に、 ・そもそもなぜ転職したいのか(目的の明確化) ・そのために、転職等という選択肢がそもそもよいのか?(手段の明確化) ・転職するのであれば、どのような企業/職種を応募すべきか?(応募先企業選定) ・どのような、採用戦略と実行を行えばよいか(オペレーションの最適化) をアドバイスさせていただきます。 ココナラでの累計販売数は、41個で95%以上が星5つで満足いただいております!! 面接のやり方だけで、新卒時含め様々な難関企業から内定をとり、キャリア選択を自由にしている「HARUKI」にぜひ相談をしてください!! 頂いたお金以上のものを提供させていただきます!

 

といいたいところですが、現在HARUKIは転職支援サービスをしていません。。。。

*ここまで自己紹介しておりすいません。。

一方、多数の方より転職支援のご相談を頂くことが多く、何かできることはないかと検討したのですが、HARUKIがお勧めできる転職エージェントを以下に記載しますので、もしコンサルティングファームの追加情報や転職相談をしたい方はご相談ください。

年収アップを実現したい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment

 

ムービンやアクシス等もあるのですが、現状ですとJACが一番おすすめです。

 

ちなみに、よく

 

・既にコンサルの選考が進んでいる OR 他の転職エージェントに相談しているけど大丈夫?

・転職エージェントって、転職意思がなくても相談してよいの?

・転職エージェントって、結局営利企業なので無理に転職させられるのじゃないの?

・なぜJAC Recruitment がおすすめなの?

 

と聞かれるので、上記の質問にお答えします。

 

Q1: 既にコンサルの選考が進んでいる OR 他の転職エージェントに相談しているけど大丈夫?

→全く問題ありません。むしろ、セカンドオピニオン的に相談を是非頂きたいです。聞くだけならただですが、聞かないで重要な意思決定をして失敗する方が問題です。

世の中には失敗できるものもありますが、転職の場合はキャリア戦略上失敗するとダメージが大きいので、とりあえず相談することをお勧めします。

こんなことうぃうのはなんですが、とりあえず相談して話だけ聞いて、役にたたなければ帰ればよいと思います。転職エージェントとの面談はせいぜい1時間なので。。。

 

Q2:転職エージェントって、転職意思がなくても相談してよいの?

→はい、相談してよいです。あまりに長い相談期間ですと転職のサービスを受けれないですが、3ヶ月程度であればどの転職エージェントも相談にのってくれます。

大手ですと20人くらい面談にきて1名の転職支援成功で100万円等の成功報酬をもらってマネタイズしています。裏を返せば19名は面談してもお金に繋がっていないということなので、遠慮なく

相談にいきましょう。

 

 

Q3:転職エージェントって、結局営利企業なので無理に転職させられるのじゃないの?

→これは、会社によってはそうですね笑

そのため、登録する会社は慎重にしたほうがよいです。

ちなみに、どの転職エージェントも営利企業なので、あくまで転職エージェントを信じすぎずに、転職希望者が転職エージェントを使用するという原則を忘れないでください。

さらっとお伝えしましたが、これが一番大事です。

ちなみにですが、転職したい場合は、HARUKIのような業界特化で、キャリアアドバイザーもリクルーティングアドバイザーも兼務をすると3面談で1名くらいの決定まで決定率をあげることができます。そのため、本当は業界に詳しいエージェントに相談するのがよく、昔ですと、間違いなく「アクシス」・「コンコード」・「ムービン?」と言っていました。

言っていたましたと、過去形なのは、最近は彼ら個人のインセンティブ問題*1で悪質な無理やり転職が増えているので、それが問題のためです。

*1:「アクシス」・「コンコード」・「ムービン?」も個人の年収が転職の採用決定数で成功報酬なので、無理やり転職させる動機が個人に発生しやすく、無理な転職が増えている問題。これは、個人の資質の問題ではなく、会社というシステムの問題。

一方で、JAC Recruitmentさんも担当者によっては確かに無理に転職を進める人もいますが、ほかのエージェントよりはその割合は少なく、「アクシス」・「コンコード」・「ムービン?」さんのような問題も比較的少ないです。

 

Q4:なぜJAC Recruitment がおすすめなの?

→それは、いわゆるリクルートやパーソル、JACは大手なので、個人のインセンティブが少ないため、無理な転職が少ないためです。

一方で、弱点が色んな業界の担当としているため、知識が弱く、コンサルティングファームの転職ははっきり言って素人レベルです。

ただ、唯一まともなのが、キャリアアドバイザーと企業担当が一緒のJACさんです。

昔ならアクシスさんやコンコードさんをおすすめしていたのですが、今はJACさん一択だと思います。。。まあ本当はHARUKIが一番よいと思いますが(笑)、今はご容赦ください。

*ちなみに、ほかのエージェントサービスを利用していても相談するのは全く問題ありません!

年収アップを実現したい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment

 

 


コンサル業界に転職するためには??〜コンサルニュースについての考察(6)〜




最近のトピックス

コンサル業界に転職するためには??

こんにちは。Harukiです。

今回は、「コンサル業界に転職するには??」というテーマで記載させて頂きます。

現状、ご存知の方も多いかもしれませんが、コンサルティング業界はその業績の好調に紐づき、コンサルタントの中途採用を非常に注力

しています。

 

■コンサルティング業界は、採用の勢い衰えず、更に加速

ここ数年での日本経済の回復、ビジネススキームの「変革」、各業界のプレイヤー(主力企業)の交代など、ビジネス環境の変化に応じてコンサルティングファームのプロジェクトも増加しています。 単純なIT導入で終えるプロジェクトよりも各種経営、業務の課題解決とそれに紐づくITプロジェクトといった広く難解なテーマのプロジェクトが増加している傾向にあります。合わせて、業界全体が拡大傾向にあり、多くの企業では今後数年の間(3ヵ年計画や2020年まで)に向けての人員計画を立てており、いずれの企業も大幅な人員増強を計画しています。

参考:http://www.jac-recruitment.jp/market/it/14121001.html

 

実際、中途採用における採用人数を足すと、2017年度で

・合計2000~3000名程度の転職枠がある

 

と想定されます。

これだけで1つの会社ができそうですが(笑)、それくらいの転職枠があります。

 

では、そのようなコンサルに入社するにはどのようなことをすればよいのでしょうか?

勿論会社と会社の部署ごとにポジションが異なりますが、まずは各ファームごとの転職に必要な共通項を記載すると

 

■戦略ファーム

・MUST:早慶以上の学歴、23~40歳くらいまで、

・WANT:TOEIC800点以上、転職歴は5回くらいまで、職種は企画寄り、公認会計士等の資格がある、大手企業の出世部門にいる

 

■総合系ファームのコンサル部門

・MUST:日東駒専以上の学歴、23~50歳くらいまで

・WANT:TOEIC700点以上、転職歴は5回くらいまで

 

■総合系ファームのIT部門やITコンサル

・MUST:SIerやエンジニアとしての、会社経験。*特殊な技能を保有している場合は別

・WANT:アプリ経験、ネットワーク経験、セキュリティ経験、デジタル経験等

 

となります。

 

みなさん気づかれたことがあるかもしれません。。。。。。

・MUST要件に学歴が入っている・・

 

と。正直これは、日本でTOP3に入り、かつコンサルに活かせる能力を保有していない限り、学歴フィルターは存在します。

そのため、転職しようにもご自身の学歴に応じて転職先は限られます。

どうしても、戦略ファーム等の学歴が必要なファームに転職したい場合は、

 

・MBA留学

 

が必要になります。しかも、それこそハーバードやMIT等の最難関の大学に入る必要があるため、非常に難易度は高く、限られた人にしか門扉が開かれておりません。。。

 

また、総合ファームのコンサル部門の場合は、どうしても入社したい場合は、転職エージェント等をうまく活用すれば入社可能性は高めることが可能です。なお、総合ファームのコンサル部門の場合は

 

・面接を受けるタイミング

 

によって、入社可能性が劇的に変わります。

そのため、どうしても入社したい方は、ぜひ最適なタイミングを見計らって受けてください。

 

そして、個人的におすすめなのは

 

総合系ファームのIT部門やITコンサル

 

です。ここは、エンジニアとしての知見がある若手であれば入社が非常にしやすいため、どうしても総合系のIT部門に入社したい人は、一旦エンジニアバックグランドとしてのキャリア形成をして、上記のファームに転職することをおすすめします。特にアクセンチュア等は、毎年採用人数を増やしているので、おすすめです。

 







コンサル業界は業績絶好調〜コンサルニュースについての考察(3)〜




最近のトピックス

コンサル業界は業績絶好調

こんにちは。Harukiです。

最近コンサルティング業界が非常に元気です。

 

PwC、2017年度の営業総収益は7%増の377億米ドルに

参考:https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/pwc-fy2017-global-revenues171017.html

米アクセンチュアの2017年通期決算は前年比7%増の349億ドル

参考:https://consulnews.jp/2017/09/29/accenture-fullyear-fiscalresults/

デロイトトーマツコンサルティング 年俸釣り上げ、3年で社員倍増!海外&東電炎上PJT好調につき「まだ採用増やす」

参考:http://www.mynewsjapan.com/reports/2040

 

日本のコンサルティングファームの場合、上場している「ドリームインキュベーター」や「山田ビジネスコンサルティング」以外は業績を正確に把握するのは、難しいです。

ただし、上記のようにBIG4(デロイト、PWC,KPMG、EY)やアクセンチュアに関しては、米国等で上場しており、各社に業績推移を把握することができます。

 

結論としては、各社すこぶる好調です。

 

勿論各社ごとに業績好調の要因は少しづつ異なりますが(例えば、DTCやPWCは純粋にコンサルの売上が増えていますが、アクセンチュアはアウトソーシングといわれる部門が非常に

伸びております)、こと「日本」というコンサル市場だけに限っていえば、

 

・日本企業の業績好調→過去の実績もあり、コンサルを使うことの「ROI(投資対効果)」の観点から見ても、コンサル使用に抵抗感がない→コンサルに仕事を依頼

 

という流れが続いております。その中でも等に業績がよいのは、「戦略」・「総合」・「IT」の3つのファームになります。

 




戦略コンサルティング

└戦略コンサルティングは、主に以下要因で、各クライアントからの引き合いが激増しており、業績が好調です。

 

①主なコンサル先である「東証一部上場企業の役員」が、海外の収益を取り込む目的で事業投資を増やし、戦略コンサルの知恵を借りたがっている

②戦略コンサルの助言を聞いて成功したことが増えていることもあり、社内から上記のような重要な意思決定への支援を求められることが増えた

③大企業での重要な意思決定において「あのBCGがいっているから大丈夫」・「あのベインが言っているから大丈夫」とのいうような。第三者から戦略のお墨付きを欲しい場合に、

うまく戦略コンを活用するケースが増えてきた

④高級派遣業とのしての、コンサルの活用に大企業の役員が慣れた

 

総合系ファーム

①戦略立案だけでなく、その実行まで組織としてコミットすることができる総合系ファームへの依頼が増えた。*現在、純粋な戦略立案のみで満足するクライアントは減っている

②実行領域(インプリ)の際に、ITを絡めた業務支援をするケースが劇的に増えた。特に最近の著しい例で行くと、「SAP」「EBS」等の業務改善が可能なパッケージコンサル

③戦略コンサル同様、コンサルファームを利用することに抵抗がなくなり、難易度が高すぎない案件を単価が閃絡コンサルより少しやすい総合系ファームに委託するケースが増えた

 

IT系コンサルティングファーム

①ITニーズが高まるものの、案件がきちっと固まっていないプロジェクトが増えたこともあり、SIerではなく柔軟に諸々対応できるIT系ファームへの依頼が増えている

②コンサル使用に抵抗感がなくなるものの、予算が内ときに依頼する対象としてITコンサルが認識されてきた

 

また、IDCが以下のようなコンサルティング市場の市場推移を記載しております。

 

国内コンサルティングサービス市場 支出額予測: 2016年~2021年

・国内コンサルティングサービス市場は2016年~2021年の年間平均成長率 3.9%で成長し、2016年の6,792億円から、

2021年には8,238億円に・国内ビジネスコンサルティング市場は2016年に前年比7.0%増の3,625億円に拡大・企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援

がビジネス課題の全領域に浸透。「デジタル関連」コンサルティング市場は2016年に前年比40.3%増の1,200億円に

参考:https://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20170522Apr.html

 

デジタル関連のコンサル領域はなんと、CAGR(年平均成長率)が約23%と非常に好調であり、今後上記の中では「総合系ファーム」や「IT系コンサルファーム」が行っている

デジタル系のコンサルが更に活性化することが予想されます。

 




AIを活用した会計監査〜コンサルニュースについての考察(5)〜




最近のトピックス

AIを活用した会計監査

こんにちは。Harukiです。

少し個人的に驚いたニュースがあったので、共有させていただきます。

AIによる会計仕訳の異常検知アルゴリズムを実用化

参考:https://www.shinnihon.or.jp/about-us/news-releases/2017/2017-11-06.html

 

ついに、来ました。

本領領域は、ずっと一部利用をされていた領域ですが、ついに新日本監査法人が実用化のニュースをリリース。「税理士業務」・「会計業務」・「弁護士業務」の一部は、ずっとAIの機械学習と親和性が高く、AI活用が進むと言われていました。

 

新日本監査法人、AIによる会計仕訳の異常検知アルゴリズムを実用化

もともと新日本監査法人含め、一部をAI等を活用していることはありましたが、ついに本格的に活用されるリリースが出され、非常に驚いております。

他のBIG4にも以下の発表があります。

 

・トーマツ:https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/deloitte-analytics/articles/audit-artificial-intelligence.html

・PWCあらた:https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/ai-audit-lab161021.html

*上記のあずさ監査法人のリリースはありませんが、監査法人は銀行と同じ横に習えのため、すでに

aiを活用した「次世代監査業務」の着手に動いているそうです。

 

実は、監査領域は下記に記載がある通り、完全に人がいらなくなるわけではないのですが、

[フェーズ1](監査初期) ・・・母集団前半を精査
[フェーズ2](近年) ・・・サンプリングによって母集団を試査
[フェーズ3](現在) ・・・ITを利用して母集団全体を精査的手法により検証
[フェーズ4](将来) ・・・AIによる精査的手法の進化

参考:http://blog.livedoor.jp/takeda_cfo/archives/2079607.html

これがどういうことかというと、

・確実に、公認会計士の方の生産性があがるため、監査業務に従事すべき人数が減っていく。

ということになります。

特に、会計監査で非常に重要な業務である「不正の発見」(粉飾決算)等は、売掛金の売上に締める割合やお金の流れ(営業キャッシュフロー)を一般的な基準と見比べればわかるため、非常にAIとの親和性が高いと言われています。

ただし、監査業務は現在「すべての財務・経理情報」を見るわけではなく、一部の領域だけを調査して、統計的に有意と証明しているだけなので、生産性が向上すれば、すぐに人がへるわけではなく、「対象の書類を全てAI+会計士でみる」という方向性に動く可能性もあります。

また、公認会計士の方はもともと自頭がよいので、投資関連業務やその他転職先があるので、公認会計士の方がいきなり路頭に迷うということはありません。

ただ、上記記載のように確実にAIを活用した業務改善は士業の領域にも発生するため、今後生産性があがり、本来人間だけが行う業務のみに集中することができる、ハッピーな事象だと思っています。

ぜひ、このようなAI活用が促進し、阿部さんがおっしゃっているような「生産性向上」の世界観を実現して欲しいと思っています。







RPA(Robotic Process Automation)〜コンサルニュースについての考察(4)〜




最近のトピックス

RPA(Robotic Process Automation)

こんにちは。Harukiです。

本日は最近金融期間を中心に非常に流行っているRPAです。

RPAとは、ロボットによる業務自動化の取り組みを表す言葉でデジタルレイバーとも言います。

RPAは最近、煩雑な事務作業が多い金融機関での非常に導入が進んでいます。

三菱東京UFJ銀行でのRPA導入:https://innovation.mufg.jp/detail/id=192

第一生命でのRPA導入:https://rpa-bank.com/topics/rpa/2958/

その特筆すべき内容としては、

・間違えない

・人間より圧倒的に早い

・24時間稼働

ということです。

上記文字だけだとわかりにくいと思いますので、ぜひ以下動画をご覧ください。

 

そのため、RPAはコンサルでも非常に引き合いが多く有望な領域です。

実際、各ファームが様々な取り組みをしています。

・PWC

https://www.pwc.com/jp/ja/industries/fs/fs-consulting/bcm/robotic-process-automation.html

・KPMG

https://home.kpmg.com/jp/ja/home/media/press-releases/2017/03/rpa0328.html

・アビーム

https://www.abeam.com/jp/ja/expertise/SL175

・アクセンチュア

https://www.accenture.com/jp-ja/insight-robotic-process-automation-leader

・DTC

https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20160803.html

このように様々なファームがサービス提供を実施しております。

RPAは、市場領域が5000億円と言われており、現在各事業会社でも成果がでているので、今後も導入が進むことが予想されます。

ちなみに、RPAは、Blue PrismやAutomation Anywhere 等様々なソフトがありますが、どれか一つでも使ったことがあれば、あとはソフトのルールだけなので、応用はききます。

Harukiも一度Blue Prismでプログラムされたとあるバックオフィス業務の自動化のために導入されたRPAを見たことがあるのですが感動しました。

確実に、ここ10年以内には、事務所の方の仕事はなくなると思います。

このブログを見ていただいている方に、どの程度事務所の方がいるかわかりませんが、定型の業務をしている方は、確実に今後仕事がなくなるので、意識してください。

*ちなみに、上記の場合でも、労働市場全体でみると、より生産性が高い領域に最適な人がアサインされるため、Harukiはよいと思っています。



スポーツ×コンサルティング業界〜コンサルニュースについての考察(2)〜




最近のトピックス

スポーツ×コンサルティング業界

 

こんにちは。Harukiです。

今回は、現在密かにブームになっている「スポーツ×コンサル」領域。

今は、バスケットのBリーグのようにスポーツビジネスが伸びてきており、

・非常に伸びている市場+あまり経営をわかっている人がいない

ということから、各ファームが力を入れています。*単純にスポーツ好きな人も多いですが。

 

例えば、総合コンサルティングファームのアビームですと

 

・アビームコンサルティングが「佐藤琢磨」を支援

https://www.abeam.com/jp/ja/topics/feature/racing01

・アビームがサッカーチームのモンテディオ山形に経営参画

https://www.abeam.com/jp/recruit/job/montedio_yamagata.html

 

のような形で支援をしています。

 

参考:戦略ファームのA.Tカーニーのスポーツ領域に対するコメント↓*対象は世界全体

スポーツ市場規模は2013年に761億ドルであった。2005-09年の年平均成長率(CAGR)は5.9%、2009-13年のCAGRは6.8%と成長している。2013-17年予測のCAGRは4.5%と少し鈍化するものの、堅調に推移すると予測されている。

 

また、わかりやすい形で行くと、DeNAが横浜のベイスターズを購入し、現在見事に立て直したりしており、スポーツ領域におけるコンサルティング会社は現在露出を強めている。

*最近も三井物産から社長が出向で出ている↓

2016年に発足し、2年目のシーズンが開幕したプロバスケットボール「Bリーグ」。アルバルク東京の運営会社、トヨタアルバルク東京には、大株主のトヨタ自動車のほか三井物産も出資している。社長の林邦彦氏は三井物産から出向し、商社マンから未知の世界であるプロスポーツビジネスへ転身した。林社長にBリーグの事業性と今後の戦略を聞いた。

https://newswitch.jp/p/10629

 

各社がどのようなアプローチでスポーツ領域を攻めていくか非常に楽しみであり、一スポーツファンとしては、非常に非効率な世界であるスポーツの世界に経営管理手法をいれて、ぜひ業績も向上させつつ、スポーツ界の発展に寄与して欲しいと思っています