デロイト・トーマツ・コンサルティング(DTC) 組織・人事コンサルティングについて
ハルキのポイント
激務情報
その他概要について
■全体像:人事コンサルティング部門としては、おそらく国内最大級。
PWC/KPMG/EYACCを足してもDTCの方が人数感としては多いくらい。また、タレントも揃っており、大手日系企業を中心に、グローバル人材マネジメント/M&A・組織再編における組織人材マネジメント/トータル リワード/タレント マネジメント/チェンジ マネジメント(組織変革) /HR トランスフォーメーション等様々な案件遂行をしている。
前述したとおり内部で「テクノロジー部隊」と「それ以外」で分かれているため、自分の専門性を深くすることが可能。*ただし、案件によってはIT系の案件にアサインされたり、その逆も勿論ある。
現在も続いているが、日系企業の海外進出や海外M&Aで、現地に日本人をどのように送り、現地の人事制度と本社(日本)の制度をどのように整えていくかについては知見があり、非常に重宝されている。
また、案件もおおよそ「フェーズ1」→「フェーズ2」→「フェーズ3」→「フェーズ4」という風に分かれており、まだまだ「フェーズ2」や「フェーズ3」程度にいる会社が多く、今後も継続して引き合いが来ると思う。*例:「組織評価設計」の場合だと、「フェーズ1」:日本の人事評価をそのまま海外に転用してうまくいっていないフェーズ 「フェーズ2」:海外特性を取り入れた人事制度にしたものの、「不正」や「横領」等のガバナンスがうまく聞いていないフェーズ 「フェーズ3」:ガバナンスや内部統制もそれなりにうまくいっており、利益も伸びているが、日本人からの権限委譲が完全にはうまく言っていないケース 「フェーズ4」:P&Gのように、収益/ガバナンス/権限委譲等全てがうまくいっているケース 等がある。
■案件例:主に①~⑥の案件に集約される。
昔は、③のような役員報酬の策定や退職金の策定等の案件が多かったが、最近は海外からみの案件が非常に多い。また、M&AはDTCのFASがやっているが、人事DD等はDTCのヒューマンキャピタル部門が行うケースもある。
①グローバル人材マネジメント
・海外進出時の現地労働市場/労務関係/先進事例調査
・ 海外拠点/地域統括会社設立時の組織・人事制度および採用体制等構築
・海外拠点組織・人事労務アセスメントおよび労務リスク管理
・グローバル人材活用基盤整備
(後継者計画、拠点間異動制度、グローバル人事制度)
②M&A・組織再編における組織人材マネジメント
・企業合併/分割における組織人材マネジメント
・企業再生における組織人材マネジメント
・雇用調整対応
・クロスボーダーM&Aにおける人事DD
・被買収会社の役員・人事制度整備
③トータル リワード • 人事制度構築・運用支援(等級・評価・報酬・インセンティブ制度)
・退職金・年金/福利厚生制度構築
・人事・労務リスク管理
・コーポレートガバナンス/役員報酬制度改革
④タレント マネジメント • 組織構造・業務遂行体制の見直し/構築
・ 要員計画の立案・人材再配置計画の策定
・人的生産性・総額人件費のベンチマーキング/診断
・総額人件費管理体系策定および人件費適正化/削減施策立案・実行
・採用計画立案・実行支援
・研修・教育/リーダーシップ開発企画・実施支援
⑤チェンジ マネジメント(組織変革) • チェンジ
・組織診断/文化・風土改革
⑥HR トランスフォーメーション
・人事部門変革構想立案
・人事業務最適化/人事システム導入
・HRアウトソーシング
・人事業務プロセス診断
■組織や社風:他部門と同じく、他コンサルファームより少し厳しい人が多い。ただし、人事コンサルティングは、戦略立案業務やM&Aと違って、クライアントの緊急度が高くないため(重要ではある)、クライアントからそこまで大きなプレッシャーを受けることもなく、他部門よりは過ごしやすい。
■魅力:
①英語が案件がとにかく多く、グローバルにはたらくことができる*おそらく全体の6割以上
②コンサルの中でも人が優秀であり、案件数が最も豊富なので面白い案件がだいたいある。
■人材の質:レベルは高い。基本的に早慶以上が多く、大手事業会社や他のファームで人事コンサルティングをやっていた人もいる。尚、戦略ファーム出身者で比較的働き方が緩い、人事コンサルティングに移っている人も数名いる。
■ネガティブ・激務情報(詳細):
その他DTCの部門の詳細
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といいたいところですが、現在HARUKIは転職支援サービスをしていません。。。。
一方、多数の方より転職支援のご相談を頂くことが多く、HARUKIがお勧めできる転職エージェントを以下に記載しますので、もし転職相談をしたい方はご相談ください。
ムービンやアクシス等もあるのですが、現状ですとJACが一番おすすめです。
ちなみに、よく
・転職エージェントって、転職意思がなくても相談してよいの?
・転職エージェントって、結局営利企業なので無理に転職させられるのじゃないの?
・なぜJAC Recruitment がおすすめなの?
と聞かれるので、上記の質問にお答えします。
Q1:転職エージェントって、転職意思がなくても相談してよいの?
→はい、相談してよいです。あまりに長い相談期間ですと転職のサービスを受けれないですが、3ヶ月程度であればどの転職エージェントも相談にのってくれます。
大手ですと20人くらい面談にきて1名の転職支援成功で100万円等の成功報酬をもらってマネタイズしています。裏を返せば19名は面談してもお金に繋がっていないということなので、遠慮なく
相談にいきましょう。
Q2:転職エージェントって、結局営利企業なので無理に転職させられるのじゃないの?
→これは、会社によってはそうですね笑
そのため、登録する会社は慎重にしたほうがよいです。
ちなみに、どの転職エージェントも営利企業なので、あくまで転職エージェントを信じすぎずに、転職希望者が転職エージェントを使用するという原則を忘れないでください。
さらっとお伝えしましたが、これが一番大事です。
ちなみにですが、転職したい場合は、HARUKIのような業界特化で、キャリアアドバイザーもリクルーティングアドバイザーも兼務をすると3面談で1名くらいの決定まで決定率をあげることができます。そのため、本当は業界に詳しいエージェントに相談するのがよく、昔ですと、間違いなく「アクシス」・「コンコード」・「ムービン?」と言っていました。
言っていたましたと、過去形なのは、最近は彼ら個人のインセンティブ問題*1で悪質な無理やり転職が増えているので、それが問題のためです。
*1:「アクシス」・「コンコード」・「ムービン?」も個人の年収が転職の採用決定数で成功報酬なので、無理やり転職させる動機が個人に発生しやすく、無理な転職が増えている問題。これは、個人の資質の問題ではなく、会社というシステムの問題。
一方で、JAC Recruitmentさんも担当者によっては確かに無理に転職を進める人もいますが、ほかのエージェントよりはその割合は少なく、「アクシス」・「コンコード」・「ムービン?」さんのような問題も比較的少ないです。
Q3:なぜJAC Recruitment がおすすめなの?
→それは、いわゆるリクルートやパーソル、JACは大手なので、個人のインセンティブが少ないため、無理な転職が少ないためです。
一方で、弱点が色んな業界の担当としているため、知識が弱く、コンサルティングファームの転職ははっきり言って素人レベルです。
ただ、唯一まともなのが、キャリアアドバイザーと企業担当が一緒のJACさんです。
昔ならアクシスさんやコンコードさんをおすすめしていたのですが、今はJACさん一択だと思います。。。まあ本当はHARUKIが一番よいと思いますが(笑)、今はご容赦ください。
*ちなみに、ほかのエージェントサービスを利用していても相談するのは全く問題ありません!